出演情報!ミュージカル『僕とナターシャと白いロバ』

韓国人なら誰でも知っている‘詩人たちもが恋をする詩人’と評された国民的詩人「ペクソク」と、その恋人「ジャヤ」という、実在した恋人たちの悲恋ミュージカル。

ペクソクは、日本でいえば石川啄木のような存在。擬音語や風景を繊細に描写しながら、

暖かい詩を生みだしました。

「1000億ウォンなんて、あの方の詩の一行の価値にも及ばない」

一時、熱く愛したある詩人・ペクソク(白石)を忘れられず、一生恋しく思いながら独身を貫いた妓生(キーセン)のジャヤ。

50年前に別れを経験し、その時間の中に閉じ込められてしまった女性に、ある日突然若々しい彼が尋ねてきて、一緒に旅行に行こうと提案する。

この物語は、「私のように卑しい女性を一人の詩人が愛し、ナターシャにしてくれたのだから、自分は喜んでそのように生きる」と、彼と彼の詩に一生を捧げたジャヤの物語であり、

その女性の記憶の中に溶け込んでいる詩人・ペクソク(白石)についての物語である。

韓国国内でも高い評価を得た『僕とナターシャと白いロバ』の待望の日本版上演が決定しました。

脚本・演出を務めるのは、美しく繊細な演出で知られる名匠・荻田浩一。

韓国ミュージカルというと情熱迸る作風を思い浮かべる方も多いでしょう。

しかし本作品は今までの韓国ミュージカルとは一線を画す作品。

実在の詩人・ペクソクの美しい詩も作品に織り込まれ、繊細な世界が広がります。

荻田演出と本作が美しく儚く絡まることは間違いありません。

主演のペクソクは、同じく荻田浩一演出の『BLUE RAIN』で、物語を進行する上で重要な役割を担いつつ、自身を取り巻く環境に苦悩する弁護士を好演した東山光明。東山の甘く切ない歌声が、ヒロイン・ジャヤにどう生きる力を与えるのか、見逃せません。

ヒロインは、AKANE LIVと月影瞳のWキャスト。ともに宝塚歌劇団出身でありながら、どこまでも伸びる美しい歌声を持つAKANE LIVと、深く丁寧な役づくりに定評のある月影瞳という異なる魅力を持つ二人が、ジャヤの生涯に挑みます。

また、韓国ミュージカルに欠かせない“マルチマン”も本作に登場します。今回のマルチマンは二人を結びつけた友人や、ペクソクの親、世間の声などを演じ分け、詩の朗読なども担います。マルチマンは、浅草九劇で『フェイス』『楽屋』と主演を務めてきた実力派・伊藤裕一が挑み、ミュージカル俳優としての一歩を踏み出します。

本国では毎回冬のシーズンに上演される本作。えもいわれぬ切なく美しい『僕とナターシャと白いロバ』の世界を、この冬是非、ご堪能ください。


【公演概要】

浅草九劇 2021年2月3日(水)~2月28日(日) 計30回公演



【STAFF】

English Title Me, Natasha and a white donkey

Book By Park Hae Rim

Music By Chae Han wool

Original Produced By INSIGHT ENTERTAINMENT

上演台本・訳詞・演出:荻田浩一

音楽監督・歌唱指導:福井小百合

振付:港ゆりか

美術:角田知穂

照明:柏倉淳一

音響:大野美由紀

ヘアメイク:田中エミ

衣裳:清水喜代美

舞台監督:中西輝彦


【CAST】

東山光明

AKANE LIV/月影瞳(Wキャスト)

伊藤裕一

ピアノ:安齋麗奈


【チケット先行】

フォームURL:https://pro.form-mailer.jp/fms/02a50a8b210724

受付方式:抽選先行

受付期間:11月10日(火)15時から11月25日(水)18時まで

抽選結果発表:11月28日(土)18時以降配信

申し込みに関する注意事項は、フォームに記載してあります。

必ずご確認の上、お手続きくださいませ。



【チケット料金】一般発売日:12月12日(土)10時〜

8,000円(前売、税込)

チケットぴあ:

本公演は新型コロナウィルス感染予防対策を行いながら、実施いたします。

客席は変形となる予定であり、客席キャパシティは90席程度を予定しておりますが、社会情勢を鑑みながら、変更となる可能性もありますのであらかじめご了承くださいませ。

ご来場の皆様への注意事項などは、2021年1月中旬に公式H Pにて発表いたします。

公式Twitter:@mnwd_jpn

問い合わせ:atlas ticket2@g-atlas.jp(電話対応は休止しております)